「ターゲッツのリンやらない?」

「何なの?それ」

「普通の的って単に何点取れたかってゲームじゃない、でもリンはそうじゃないんだ」

「おもしろそうだけどどんなものなの?」

「リンを見てみて

「わ!なんかすごく変わってるわね!難しく無い?」

「それがちっとも難しくないんだ、青と赤に分かれた陣地がそれぞれの陣地なんだ」

「へー、じゃあ赤組の人は赤、青組の人は青の的を狙うって事?ルールは簡単ね....でもそれじゃ今までの的と同じじゃないの?沢山当たった人の勝ちでしょ?」

「いや、そこがちょっと違っていて、リンは相手の陣地を攻撃する事もできるんだ。だから形勢が不利に見えても一発逆転!とかが可能なんだよ」

「すごい!!じゃあ実力の差があっても勝てるかもしれないのね?私みたいにビギナーでも勝てるかも!?普通の的だと単に相手に何点だったって聞いて結果勝ったか負けたかとかで勝負してもあんまり面白く無いのよね」

「そうなんだよね、それぞれの的に目玉があるでしょ?そこを見事撃ち抜けば相手のそこの点数を無効にできるんだよ。だからリンは純粋にゲームとして駆け引きが楽しめるところが画期的なんだ、もちろん目玉を撃ち抜くのは難しい事だけどね、でも可能性があるところが面白いんだよ、相手がミスしてすごいマイナスになったりもあるしね」

「ほんと何が起こるかすごくドラマチックね、シューティングは順番に交互に撃つの?」

「それでもいいし、順番に撃つか、同時に撃ち初めて決められた時間内に撃つかどちらかをプレーヤー同士の話し合いでどうちらにするか決めていいんだ、公式の試合では時間の関係とかでどちらかに統一されるけどね」

「なんだか随分と融通が効く遊びね」

「楽しむ事が基本だからプレーヤーの自由度が高いんだ、距離を変えたり、団体戦なんかもできるんだよ、要は赤と青に分かれて同じ本数をシューティングすればいいんだ、極端な話同じ人数同士じゃなくてもいいんだよ。その場合あくまで対戦相手チームとの戦いだからね。勝敗は先に3勝したら勝ち、1エンド3本とか6本とかにして色々バリエーションも楽しめるんだよ」

「例えば1人対多人数とかでもいいのね、距離をすごく遠くしたり、初心者や力の無い人は近い距離でプレーする事にすればいいのね。仲間はずれとか無くて皆と楽しめるわね。ところで同点だった場合はどうするの?」

「同点は関係無いんだ、だから決着が付く3勝するまでは試合は終わらないんだ」

「やってみましょう!奥が深そうね!目玉を狙うか、確実に自分の陣地だけを狙うか、どんなタイミングで撃つかも色々考えないといけないわね!」

「うん、そこがほんと面白いところなんだよ!僕の友達は囲碁の棋譜みたいなのを付けて『あの時のあれは効いたな』とかやってるよ」




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